2015年12月
薪ストーブの灰の利用法 〜コンポスト〜
突然ですが、綺麗に紅葉していますね
これ、ヒメシャラの葉っぱなんです
でも落ち葉になると
あ、これはケヤキの葉です
地面に落ちると、住宅街では排水溝に詰まったり
厄介者扱いされることが多いですよね
でもですね
そんな落ち葉と薪ストーブの灰と野菜くずから上質な土が作れるんです
お庭や畑の一画を利用してのコンポストのご紹介です
土に深めの穴を堀り、野菜くず(ジャガイモや人参、タマネギの皮などなんでもOK)を投入
種や肉や魚などの動物性のものはNGです
その上に落ち葉を投入、続いて灰も投入、抜いた雑草なんかもOKです
それらを交互に重ねてゆくだけです
板などて蓋をすると虫も沸きにくいですしカラスに目を付けられずにすみます
穴が塞がるくらい一杯になったら土をかぶせて数ヶ月放置
すると…
掘っても掘ってもさらさらな土に還ります
あの大量の野菜くずや落ち葉はどこ
土の分解能力ってすごいですね〜
すごいと言えば
夏にはまた葉を茂らせて二酸化炭素を吸収して木陰も作ってくれる
葉っぱもすごいですね〜
自然界のリズムやサイクルに沿って暮らすということは
無理や無駄が無く、とても心地良いものなのかも知れませんね
yayoi
薪ストーブの灰の利用法 〜クレンザー〜
薪を燃やす薪ストーブ
燃やした後は当然灰が残りますよね
最近は燃焼効率が良い薪ストーブなので、出る灰の量も少ないですが
炉内の大きさにもよりますが灰を捨てるのは毎日5〜6時間燃やしたとして
4〜5日に1回くらいの割合だと思います
このようにバケツに密閉して完全に冷めてから捨てます
が ちょっと待って
実は灰のとっておき利用法があるんです
ここではその使い方をご紹介しますね
このように灰の細かい粒子はクレンザー代わりになるのです
お風呂場の鏡やキッチンのシンクなどにも使えますよ
江戸時代には「灰屋」と呼ばれる職業まであったほど
実は灰には利用価値があるのです
ゴミにするかしないかは使う人次第、ということなのでしょうね
yayoi
薪ストーブで五目豆
イブですが、五目豆です
今夜食べたいなあ、と思ってもすぐには食べられないのが豆料理
大豆は水に浸して5〜6時間おかないと煮れません。
でも「待つ」ことさえできれば美味しい豆料理が味わえますのでぜひ
まずは基本の大豆煮からご紹介
・豆を洗ってひたひたのお水に5〜6時間浸します。
・浸した水のまま火にかけて灰汁をとりながらトロトロと3〜4時間煮ます。
これだけでーす
灰汁をとりつつコトコトと。
味見して程よい固さになっていたらOK
具材の準備はこんな感じです
にんじん、ごぼう、こんにゃくを大豆と同じくらいの大きさにカット
昆布もカットしても良し、今回は結んであるおでん昆布をそのまま使ってみました
鍋に全ての具材と、お水・砂糖(三温糖)・塩・酒・みりん・醤油を適量入れます
出来上がりはこんなです
ごぼうや人参がやわらかくなっていたらOK
昆布のだしも効いてて美味しい〜
鉄鍋の場合は豆が黒ずんでしまうので保存容器に移し替えた方がベター
栄養満点で常備菜にあるととても便利ですね
薪ストーブの炉内で焼くピザ
オーブン付きの薪ストーブじゃないからピザは作れないなぁ
と、お悩みのそこのあなた
そんなことはありません
薪ストーブの炉内で美味しいピザが作れます
今回はその手順を詳しくお伝えしますね
まず初めにご紹介したいのがこちら
南部鉄器の「ピアットセット」です
これがあるとより簡単に美味しく作れます
それではピザの下準備
ピアットの上にクッキングシートを敷きます
これ、結構大事です
ピザ生地にトマトソース、お好みの具、チーズをのせます
ピザ生地の成形に不慣れで不格好ですがスルーしていきましょう
よくご質問いただくのが、どれくらいのタイミングで焼けば良いですか?
ということですが
薪ストーブの炉内の薪がこれくらいの状態のときが良いです
熾火になって少しだけ炎が見えるときがベスト
ちなみにドブレ640の扉付近につけたサーモメーターなら大体170〜180℃くらい
つづいてピザをin 扉も閉めます
取手がとれるピアットの性能発揮ですね
待つ事3〜5分 チーズがふつふつとして焦げてきたら
薪の香りが移ってと〜〜っても美味しい釜焼きピザ
ビールやワインとも良く合いますね
炉内のゴトクはですね
こうやって焚付けなどの木を使ってゴトクのツメに引っ掛けると
すべらずに取り出せます
くれぐれも火傷に気をつけて美味しいピザを召し上がれ
yayoi
薪ストーブで黒豆煮
もうすぐ年末&お正月
慌ただしくなってきました
この時期に作りたくなるのが
そう お正月料理に欠かせない黒豆ですね
薪ストーブと一番相性の良い料理でもある豆料理
コトコトと時間をかけて手間をかけずにつくれます
分量は黒豆を買うとだいたい袋の裏などに書いてあるのでその通りに作っているので
ここでは割愛させていただきますね
黒豆といえばこの鍋
南部鉄器のダッチオーブン天火
ショールームにも展示してあるのでぜひご覧ください
沸いたら黒豆をざざざっと投入
一瞬にして煮汁に豆の黒色が広がるので面白いですよ〜
このまま5〜6時間放置
落としぶたをして煮ます。
さびた釘を入れるとより良いです。
灰汁をとりつつ、数時間煮ます
大事なのは常にたっぷりの煮汁があること
減っていたらお湯を足し足しコトコトと。
時々味見して豆が程よい固さになったらできあがり。
つやつやな黒豆しっかりと豆の味もします
途中、薪ストーブの温度が高いと吹きこぼれるので要注意
トリベットなどで調節をしてみてくださいね
ヤバい汚しちゃった
という場合でも
メンテナンスでストーブ天板の汚れは落とせるのでご安心を
yayoi
薪ストーブでスイートポテト
ちょっとオトナのスイートポテト
焼きたてホクホクの焼き芋も美味しいですが
たくさん貰った、とかちょっと飽きたな〜 という時には
甘さ控えめで少しシナモンの効いたスイートポテトはいかがですか
焼き芋をフォークなどで潰してバター、牛乳と合わせ
お好みでシナモンパウダーを混ぜます
お砂糖は入れませんでした
丸く形を整えてアーモンドスライスをトッピング
今回は小さいコップを使って成形してみました
天板の温度はこの時180℃くらいでしたが
温度計の置く場所によって結構違います
焼き上がりはこんな感じ
アーモンドが焦げてきたので焼き時間はほんの10分ほどでした
バニラアイスを添えて
はい どうぞ
暖かいスイートポテトと溶けたバニラアイスが奏でるなんとも素敵なハーモニー
ぜひお試しください
yayoi
ドブレ ヴィンテージ35ホワイト
負ける気がしない…などとモンディに言われては、紹介しないワケにはいかないですよね〜
と、いうことでアース・リー千葉ショールームに展示しているドブレヴィンテージ35ホワイトのご紹介です
スタイルはヴィンテージ50をコンパクトにしたもの。
ホワイトなのでキッチンに近い場所に置いたら電子レンジに見えるかも
上部の肩の曲線はヴィンテージ50に比べると緩くほぼ床と平行ですね。
「35」の名前の通り、35センチの薪が入る炉内。
写真は約30センチの薪を3本並べてみました
天板にケトルをのせる事も可能
前回のブログでご紹介したように煙突を背面から出しにすればより広く使えますね
「薪ストーブとは…」という常識を破ったデザインとカラー。
こんな薪ストーブがある空間は本当におしゃれでしょうね〜
火入れが楽しみです
yayoi